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顔の赤み(酒さ・赤ら顔)
顔の赤みや赤ら顔でお悩みの方へ。新潟県五泉市の五泉皮ふ科では、酒さや赤ら顔の専門的な治療を行っております。多くの患者さまが「人前に出るのが恥ずかしい」「メイクで隠しきれない」といったお悩みを抱えて来院されます。当院の美容皮膚科では、最新のIPL光治療をはじめとした効果的な治療法により、患者さまの顔の赤みの改善を全力でサポートいたします。
赤ら顔(酒さ)とは?
「なぜ私だけこんなに顔が赤くなるの?」と悩まれている方は少なくありません。酒さは、特に30歳以降の女性に多く見られる疾患で、主に顔の中央部分である鼻、頬、額、顎に持続的な赤みが現れる慢性的な皮膚疾患です。
この疾患は単なる「恥ずかしがり屋の赤面」ではなく、血管の拡張や炎症による医学的な症状です。五泉皮ふ科では、皮膚科専門医として正確な診断と適切な治療を提供し、患者さまの生活の質向上を目指しています。
酒さは進行性の疾患であり、早期の適切な治療が重要です。放置すると症状が悪化し、皮膚の厚みが増したり、鼻が腫れ上がる「鼻瘤」という状態になることもあります。
赤ら顔(酒さ)の原因
「どうして私が酒さになったの?」という疑問をお持ちの患者さまは多くいらっしゃいます。酒さの原因は複合的で、完全には解明されていませんが、以下の要因が関与していることが分かっています。
血管の異常拡張
顔の赤みの主な原因は、毛細血管の慢性的な拡張です。正常な血管は一時的に拡張した後、収縮して元の状態に戻りますが、酒さの場合は血管が拡張したままの状態が続きます。この血管拡張により、皮膚表面から赤い血管が透けて見え、顔の赤みとして現れます。
遺伝的要因
厚生労働省の研究データによると、酒さ患者の約30%に家族歴があることが報告されています。遺伝的素因により血管の反応性が高く、外的刺激に対して過敏に反応しやすい体質の方がいらっしゃいます。
外的刺激要因
新潟県の気候特性も関係しており、寒暖差の激しい環境、強い紫外線、乾燥した空気などが症状を悪化させる可能性があります。また、アルコール摂取、辛い食べ物、熱い飲み物、ストレス、激しい運動なども誘因となります。
ニキビダニ(デモデックス)の関与
近年の研究では、皮膚に常在するニキビダニ(Demodex folliculorum)の異常増殖が酒さの発症や悪化に関与している可能性が指摘されています。このダニの排泄物や死骸が炎症反応を引き起こすと考えられています。
赤ら顔(酒さ)の症状
「最近、顔の赤みがひどくなった気がする」という訴えで受診される患者さまの症状は多様です。酒さは病期によって症状が異なり、適切な診断と治療計画の立案が必要です。
第1期(紅斑性酒さ)
初期段階では、鼻や頬を中心とした一過性の赤みから始まります。最初は感情の変化や温度変化で一時的に赤くなる程度ですが、徐々に持続的な赤みへと変化します。この段階では「単なる赤面症」と誤解されることも多く、適切な治療開始が遅れがちです。
患者さまからは「人と話すとすぐに顔が真っ赤になる」「写真を撮ると顔だけ赤く写る」といった訴えを聞きます。
第2期(丘疹膿疱性酒さ)
症状が進行すると、赤みに加えてニキビのような丘疹や膿疱が現れます。しかし、通常のニキビとは異なり、黒ニキビ(面皰)は見られません。この段階で「大人ニキビ」と間違われることも多く、適切でない治療により症状が悪化することもあります。
第3期(鼻瘤性酒さ)
最重症の段階では、鼻の皮膚が厚くなり、でこぼこした外観となります。男性に多く見られ、アルコール依存症と誤解されることもありますが、実際にはアルコールとは直接的な関係はありません。
眼症状を伴う酒さ
まぶたの炎症、結膜炎、虹彩炎、強膜炎、角膜炎などの症状が単独もしくは組み合わせて出現し、目のかゆみ・充血、乾燥感、異物感、涙が出やすいなどの症状があり、重症例では角膜に問題が生じることもあります。多くの場合顔面の酒さを伴います。
赤ら顔(酒さ)の保険診療と自由診療の選択肢
保険診療での治療
保険診療では、メトロニダゾール外用薬やミノサイクリン系抗菌薬の内服治療が主体となります。メリットとしては費用負担が少ないことが挙げられますが、デメリットとして効果が限定的で、根本的な血管拡張の改善は困難な場合が多いことがあります。
